PhocusWireによると、航空券の払い戻しや変更の手続きをAIなどを活用して自動化するツールを開発するDeal Engineが5.3億ドル(約7.4億円)を調達した。

マイアミを拠点とするスタートアップで、「年間45億人が航空便を利用するうち、約10%の航空券は払い戻しまたは変更されている」といい、Deal Engineはその手続きを航空会社やOTA、TMCなどに代わって自動で実行する技術を提供している。

GDSなどに組み込むことも可能で、すでに毎日何千件もの手続きを実行。記事で紹介されている例では、人間が作業していた頃は最良のシナリオでも1回20分程度を要していたが、現在は航空券や予約時に使用したGDSに関係なく30秒ほどで終了するという。