HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsが調査した第3四半期末の欧州におけるホテル建設計画状況で、計画数は535軒、客室数は13.5万室となった。
建設中の計画は320軒8.7万室で12か月以内の着工予定は87軒2.2万室。早期段階の計画は128軒2.6万室となった。12か月以内の着工予定のプロジェクトは前年から1割以上増加したという。
中東は大型ホテルが多いのが特徴で、1軒あたりの平均客室数252室は他の地域を凌駕。例えばウィン・リゾーツはラスアルハイマで1000室のラグジュアリーリゾートを計画中だ。
国別ではサウジアラビアが210軒で最も多く、UAEが114軒、エジプトが75軒、カタールが67軒、オマーンが29軒となった。UAE内ではドバイが79軒と多くなっている。都市ではリヤドが最多でドーハ、ジェッダ、メッカが続いた。
企業別ではヒルトンの96軒、マリオットとアコーの79軒、IHGの52軒などとなった。記事ではブランド別などの詳細も紹介されている。
なお、2022年に開業するホテルは合計73軒1.5万室と見込まれ、さらに2023年は115軒2.9万室、2024年は124軒3万室と推計されるという。