Skiftによると、カタール政府観光局のCOOはこのほど業界イベントで登壇してワールドカップ後の観光振興策などについて考えを語った。

ワールドカップは約50億人が視聴したとされ、また現地で観戦した多くの人々がカタールや周辺地域の魅力を体感。開催期間中に120万人としていた入国者数は届かない可能性が高くなっているものの、イメージの向上などによる今後の効果は高いとの考え。

大会に合わせて4.5万室まで増やしたホテルの稼働率の最大化が課題だが、今後はハマド国際空港の国際ハブとしてのポジションを有効活用し、ストップオーバーの需要獲得に注力していく方針。COOは「この国は4週間も滞在するような大きな国ではない」とストップオーバー戦略の親和性を語ったという。

記事ではスタジアムなどインフラの活用方法や開拓を目指す市場の情報などについても説明されている。