コロナ禍で密集を避けるためにレンタカーやキャンピングカーでの旅行が人気となっているが、Euronewsによると欧州でセルフドライブ旅行をする際には気を付けるべき点が少なくないという。

例えば子連れの場合、身長や年齢によって使用可能な座席が異なったりブースターシートの利用が義務付けられたりしており、さらにその要件は国によって異なっている。また、速度違反を取り締まるカメラも形状が国によって異なり、例えばイタリアでは明るいオレンジの柱状の物体となっていて郵便ポストやゴミ箱に見間違えがちという。

このほか、フランスとスペイン、スイスでは眼鏡を利用するドライバーは常にスペアの眼鏡を用意しておくことが必要だったり、キプロスでは運転中に一切の飲食が禁じられていて水を飲むことも許されなかったり。

これ以外では消火器や脱出用キットの常備、飲酒運転の基準、ヘッドホンの着用禁止なども紹介。さらにブルガリアとベラルーシでは汚れた状態で車を運転することが禁止されていたり、デンマークでは子供や動物がいないかエンジンと車の下を出発前に確認することが義務付けられていることも説明されている。