Condé Nast Travelerは2月18日、質の高い睡眠の提供に力を入れているホテルを紹介する記事を公開した

より大きなトレンドであるウェルネスの流れと合致するもので、紹介されているのはPark Hyatt New Yorkなど約10軒。Park Hyatt New Yorkでは、コロナ禍での営業停止を経て2022年1月に発表した「スリープスイート」6室を用意しており、室内ではAI技術を搭載し自動で耐圧を分散したり睡眠の質を分析できたりするBryteのマットレスを導入。同じマットレスはFor Seasons Beverly Hillsなどでもすでに採用されているという。

他に取り上げられているのはHästens Sleep Spa、StarStruck Glamping、Carillon Miami Wellness Resort、Four Seasons Bali、Hôtel de Crillon, a Rosewood Hotel、Royal Champagne、Six Senses Ibiza、The Cadogan, a Belmond Hotelの8軒。

例えば1つ目は世界で最も高いと言われるマットレスを製造するヘステンス(Hästens)が自らスパホテルをポルトガルに開業したもので、2つ目はテキサス州でのグランピング。満点の星空を楽しんだ後は光害や騒音に邪魔されずに眠りにつくことができるという。

「スリープツーリズム」は昨年あたりから日本でもメディアなどで取り上げられはじめており、雑誌Penの公式サイト日経BPなども記事を公開している。