富裕層向け旅行会社のネットワークであるVirtuosoが発表した2023年のレジャー旅行予約の人気都市でアジアはランクインしなかったが、Travel Pulseによると、同じVirtuosoの春の国別ランキングでは日本の人気が高まっている。

春の旅行先として最も人気なのは米国で、イタリア、フランス、メキシコ、スペイン、バハマ、英国と続き、8位に日本が入り、9位と10位はカナダとポルトガルとなった。

Virtuosoの担当者は日本の人気はリベンジ需要を考えれば驚きではなく、「観光地は混雑し、人気レストランの予約も難しくなり、ホテルも秋まで空室が少ない」と状況と語っているとのこと。

また、Virtuosoでは次に訪れるべき知られざる旅行先も複数紹介しており、ここではメキシコのトドスサントスやイタリアのマレンマ、ナミビア、南アフリカなどとともに日本の東北地方を推奨。手つかずの田園風景や歴史、冬の降雪などの魅力が挙げられており、「現代的な日本はファーストタイマーには必見だが、東北では古い日本の伝統や自然を感じながらリラックスして過ごすことができる」とのコメントも紹介されている。