Cruise Industry Newsによると、新造船2隻の発注計画に加えてシーボーン・オデッセイを購入するなどクルーズ事業への投資を強化している商船三井だが、本格始動の来年に向けて新ブランドの立ち上げを準備しているとのこと。

商船三井客船の上野友督社長らが取材に応じたもので、2024年9月を予定するシーボーン・オデッセイの引き渡しまでにブランド名やロゴなどの準備を進める必要があると説明したという。

商船三井によるオデッセイ取得の発表文では、今月立ち上げたウェルビーイングライフ営業本部にクルーズ事業革新プロジェクトユニットを設置し、カーニバルコーポレーションの幹部だったアンソニー・カウフマン氏もシニアエグゼクティブアドバイザーとして起用したことなども示されている。