造船大手のマイヤー・ヴェルフトは3月29日、2100年のクルーズ船の姿を予想した画像を公開した。

外観はイワトビペンギンをモチーフに空気抵抗の少ない形状のガラス製ドームで全体を覆い、内部にはファサードや庭園などを備えるほか、後部にはドローンの発着パッドも複数配置。キャビンは外板から切り離すことで効率的なモジュール製造を可能とした。

また、現在は船内で重要な要素であるレストランも、「栄養素の大部分が錠剤のように濃縮された形で摂取される」ことを想定し社交の場として小規模なもののみを配置したという。

リサイクル素材の多様や自然エネルギーの活用による化石燃料の排除などサステナビリティへの配慮も盛り込まれている。