Aviation Weekによると、国際空港評議会(ACI)が空港使用料などの根上の必要性を訴えている。

コストの上昇や収益圧力から現状は持続可能ではないとの主張。欧州の空港は2022年に64億ユーロの純利益を確保したものの、2019年以降の累積損失は200億ユーロに達しており、さらに負債はコロナ前から470億ユーロ増加。インフレが反映されていない現状は実質的な値下げ状態だとしている。航空運賃がコロナ前から32%増となっているのに対して空港使用料は7%増に留まっているという。

なお、こうした主張に対して国際航空運送協会(IATA)は容認できないとして繰り返し非難を続けている。