西インド諸島のアルバは来年3月から全来訪者を対象にデジタルIDの運用を開始する計画。

今春にテストを実施して手応えを掴んだもので、アプリ上でパスポート情報を事前に登録して航空機などへの搭乗前に承認を得ておくことで、到着時にはパスポートを提示することなく生体認証のみで入国できるようになる。

データは自身の端末にのみ保存されるため情報漏洩のリスクがなく、さらに入国審査の流れを効率化して待ち時間を短縮でき、審査のエラーや詐欺などのリスクも低減できるという。