Cruise Industry Newsは1月3日、2024年のクルーズ業界におけるトレンドを紹介する記事を公開した。

1つ目は需要動向で、昨年に続いて好調に推移すると予測。一例としてカーニバルコーポレーションではすでに2024年のキャパシティの3分の2近くが予約済みで年明けとして過去最高のすべり出しという。

2つ目は中国を中心とするアジア地域への配船増で、ロイヤルカリビアンやセレブリティ、MSC、ノルウェージャンの各社が地域内でのプレゼンス拡大を計画。また中国発のAdora Cruisesも2隻目の投入を予定している。

また、注目の新造船は全世界で14隻が就航予定。さらに、新たな船会社も複数登場予定で、この中にはサウジアラビアのAroyaと日本の三井オーシャンクルーズも含まれる。

このほかでは、新たな所有者を待っている中古客船が増加していること、新造船の投入もあってラグジュアリー/プレミアム市場の注目が高まる可能性があることも紹介。記事中では各トレンドの概要も確認可能だ。