カタール航空(QR)のアル・ベイカーCEOが、英国メディアのインタビューでブリティッシュ・エアウェイズ(BA)について「100点中20点のLCC」との評価をくだしたとして話題になっている。ベイカーCEOはもともと歯に衣着せぬ物言いで有名な人物だが、カタール航空はBAの親会社であるIAGの株式の25%を保有する筆頭株主であり、今回の件は単に競合他社をくさしたわけではないと言える。

BAはLCCと同様に機内食の一部を有料販売に切り替えるなどしており、ベイカーCEOはフラッグキャリアとしてのサービス品質を疑問視。こうした指摘に対して、航空系ブログ「VIEW FROM THE WING」はもともとBAのファーストクラスはQRのビジネスクラス以下と評価したりBAのエコノミークラスのレッグルームがLCCであるライアンエアー以下だと報じたりしており、ベイカーCEOの指摘は当然との論調だ。

ただし、ベイカーCEOはBAが新CEOの指揮下にあることから、新体制では過去の栄光を取り戻せるとの期待も示している。とはいえ、BAが過去に広告で打ち出した「世界で最も愛される航空会社(The World’s Favourite Airline)」の称号はカタール航空が得ているのでそこには戻れないともコメントしているが。

ちなみに、ベイカーCEOはこれまでもその発言が常にニュースとして取り上げられてきており、過去には米系航空会社を批判する際に「おばあさんたち(grandmothers)を客室乗務員として雇用している」と言ってしまって炎上し、後に撤回、謝罪する舌禍事件も起こしている