Lodging Econometricsの調査で、2021年3月末現在で中国におけるホテルの建設計画の数は3440件となり、客室数では65万6828室となった。前年比では計画数は3%減となったものの、客室数は2%増で過去21年間で最多となっている。

中国を除くアジア太平洋地域の集計では件数が1759件、客室数が37万1856室となっており、中国のみでその他の全体のほぼ倍の計画が進んでいることになる。

建設中は2360件42万5516室で、12ヶ月以内の開始予定は516件11万9566室。都市別では成都が137件2万8120室で最も多く、ついで上海、広州、武漢、西安などが続いている。

会社別ではヒルトンの601件11万6446室、IHGの439件9万2738室、マリオットの388件10万5290室などが多い。4位は中国系の錦江で234件2万3060室、5位はアコーの189件3万3258室となったという。ヒルトンはブランド別でもハンプトン・バイ・ヒルトンとヒルトン・ガーデン・インが1位と2位を占めた。

ちなみに、China Travel Newsによると、第1四半期の段階で中国に存在する星付きホテルの数は7104軒で、合計の営業収益は270.6億元だった。