EU、「ワクチンパスポート」承認、7月1日から全加盟国が対応へ
欧州議会が6月9日に、隔離不要でEU各国を行き来できるようにする証明書の仕組みを可決したもので、すでにドイツやギリシャ、チェコなどの国々では先行して利用が始まっているが、今回の可決によって全加盟国が7月1日からの1年間、証明書の受け入れが求められるようになる。
欧州内の住民に対する適用は546票対93票で、海外からの入国に対する適用は553票対91票で可決された。
証明書は各国がQRコードをベースに個別に発行し、海外からの入国者についても入国時に証明書の取得資格があることが確認できれば発行される予定とのこと
なお、7月1日以降、6週間は準備期間として規則の厳格な運用は避けられる見通し。