The Sydney Morning Heraldによると、貿易・観光・投資大臣のダン・テハン氏は、ワクチン接種の遅れとシドニーでの感染拡大によって延期を余儀なくされたと語り、実際の時期については「予測するのは難しいが可能性があるとすれば年末」とした。
もともとは7月ないし8月の開始を目指していて、引き続き優先事項ではあるもののやむを得ないとのこと。
豪州では、南オーストラリア州でワクチン接種済みであれば入国後の隔離を自宅でできる仕組みのテストが予定されているなど変化もあるが、全体としては慎重な姿勢を貫いており、回復に向けた4段階の行動計画も来年でようやくフェーズ2と予想されている。
なお、テハン氏は日曜日に豪州を出発しシンガポール、ベトナム、日本、韓国、米国を歴訪するミッションに出たという。