Collinsonがアジア太平洋地域の旅行業界関係者を対象に実施した調査で、同地域の旅行市場がコロナ前の水準に回復する時期について22年初めと答えたのが6%、22年中旬で8%、22年末でも17%に留まり、23年が31%、24年が25%などとなって悲観的な見方をする回答者が多い結果となった。
2022年までの見通しでは、先進国のほとんどで集団免疫が獲得できていると予想したのは16%に留まった一方、小さな国は集団免疫を獲得できるが米英などの国々ではできないとする回答者は27%いた。
レジャー需要の見通しとして、2022年に2019年比61%まで回復すると回答した割合は、短距離路線で57%いたが、長距離については23%に留まった。
ビジネス需要については短距離が35%、長距離が20%とさらに厳しい予想となっている。
なお、調査はグローバルでも実施しており、アジア太平洋地域の回答は他地域と比べても悲観的な傾向が強いという。調査はこちらでダウンロード可能。