EU各国や米国、カナダなどの間で往来制限の緩和に関する議論が進んでいる。Travel Off Pathによると、EU側では先行して日本人旅行者も含めて受入を再開しており、すでに欧州旅行委員会(ETC)も各国政府の観光局と組んで米国とカナダの旅行者をターゲットにした「Europe Invites the Curious」キャンペーンを開始。

同キャンペーンは今後3ヶ月かけて欧州の歴史や文化、都市、アウトドアの魅力の再発見を呼びかけていく。

一方の米国側も慎重な姿勢を続けていたが、このほどドイツのメルケル首相がバイデン大統領と会談し、その後の記者会見でバイデン大統領が欧州からの制限緩和について数日内に発表できるとの考えを披露した。

さらに、Travel Off Pathの別の記事によると、カナダも8月中旬から米国人旅行者の受け入れを再開することを発表している。