タイでは、7月1日にプーケットでワクチン接種を完了した旅行者を対象に隔離なしでの受け入れを再開しているが、7月15日からはサムイ島、タオ島、パンガン島でも同様の措置が取られる計画だ。タイでは4月以降に感染者数が急増しているが、関係なく進めていく模様。
Travel Weekly Asiaによると、サムイ島ではプーケットと異なり、最初の3日間は対象宿泊施設に留まる必要があり、4日目からは一部の観光地に限って移動でき、7日目以降に他の対象宿泊施設やタオ島、パンガン島も訪問できるようになる。
14日経過後にタイ本土への移動が可能になるのはプーケットと同一。サムイ島への移動は、バンコクからの専用便に搭乗する必要がある。
このほか、Travel Off Pathによると、到着後14日間は混雑する場所を回避する必要(ただし監視などはなし)、対象国からの入国に限定、10万ドル超の旅行保険加入、といった条件も付く。
なお、最初の1ヶ月でイスラエルや欧州からを中心に1000人を受け入れ、1億バーツの観光収入に繋がることが期待されているという。