フロリダ州のクルーズ訴訟、控訴審はCDC支持、ワクチン義務化が継続へ
米国連邦第11巡回区控訴裁判所は7月17日、ワクチン接種をクルーズ運航再開の条件とすることの是非について争うフロリダ州と米CDCの控訴審で、CDCによる接種義務化の一時的な継続を認める判断を下した。
飛行機やホテルの利用にはワクチン接種が必須でないのに対してクルーズ客船ではそれが求められることに賛否はあるが、クルーズ会社は現時点ではCDCのルールを守ろうとしており、ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングスは顧客もワクチン接種者が大半を占める船内環境を支持しているとしてフロリダ州を提訴している。