Hospitality Trendによると、STRが6月末時点の世界各地でのホテル建設状況をまとめたデータで、欧州は建設中のホテル客室数が前年比7.9%増の23.7万室となり、世界で唯一前年を上回る地域となった。
他の地域は、アジア太平洋が2.8%減の47.7万室、中東・アフリカが3.6%減の13.6万室、米州が11.2%減の24.3万室などとなっている。
計画の最終段階にある客室数でも欧州は順調で、13.0%増の17.7万室。APACは8.8%増の18.1万室、中東・アフリカは9.0%減の4.5万室、米州は19.8%減の24.4万室となった。
一方、最終段階に至っていない計画中の客室数では米州が25.9%増の29.8万室と最も多く、APACも13.6%増の27.1万室と2桁増。これに対して欧州は6.4%減の14.8万室となったほか、中東・アフリカは13.8%減の5.8万室となった。