ルームサービス×フードデリバリーで新機軸、提携でサービス強化へ
最近開業したリゾート・ワールド・ラスベガスでは、フードデリバリー企業のグラブハブと提携し、「On the Fly at Resorts World powered by Grubhub」のサービスを開発。
On the Flyでは、リゾート・ワールド内にある40の飲食店やリテールショップの商品を注文して客室やプールエリアに運ぶことができ、決済はクレジットカードか部屋付けを選択可能。
グラブハブの通常の配達員ではなく、リゾート・ワールドの従業員が配達することも特徴で、グラブハブとしては今後も同様の展開を目指したい考え。
また、米国で短期賃貸系の宿泊施設を運営するSextant Staysは、フードデリバリー企業のセカンドキッチンと組んで、施設周辺のレストランの料理をホワイトラベル的にルームサービスのメニューとして宿泊客に提示。今年5月までの実績では平均30分以内に配達できている。
こちらでは、通常のフードデリバリーのように配達料金を宿泊客から徴収することはなく、参画する飲食店からのコミッション(大手デリバリー企業よりも割安)のみで費用を賄うことを特徴としているという。