Simple Flyingによると、カンタス航空がグループの全従業員にワクチン接種を義務化することを決定した。機内や空港で働く現場スタッフは11月15日まで、それ以外は来年3月31日までに接種を完了する必要がある。
先立って同様の判断をした米系航空会社と同様、医療上の理由による例外は認めるが、診断書の提出を求めるという。
アラン・ジョイスCEOは「義務化は我々自身のためだけでなく、お客様と我々が就航する地域のコミュニティを守るため」の判断であると説明したとのこと。
義務化の前にスタッフ2万2000人に対するアンケートも実施し、回答のあった1万2000人のうち89%はすでに接種を終えたか予定しており、8%は未定または答えたくない、4%は接種を希望しない、またはできないとの回答だったという。