中国のホテル開業計画、2Q末で3454件66万室、ヒルトンなど積極展開
Lodging Econometricsの集計で、第2四半期末の時点での中国におけるホテル開業計画は3454件66万1053室となった。計画数は、過去最高だった2020年第2四半期の3574件をわずかに下回ったが、前年比では2%増となった。前年を上回るのは4四半期連続。
建設中は2401件43万7731室で、それぞれ5%増と7%増。一方、12ヶ月以内の着工予定は556件10万3958室で6%減と11%減となった。ただし、初期段階の計画数は過去最高で497件11万9354室となり、10%増と12%増となった。
都市別では成都が138件で最も多く、上海が123件で2位。3位以下は広州の121件、武漢の101件、西安の93件などとなった。
会社別ではヒルトンが634件、IHGが444件、マリオットが394件、錦江が218件、アコーが183件などとなった。ブランド別ではハンプトン・バイ・ヒルトンが362件で最多。このほかIHGのホリデイ・イン・エクスプレスが209件、錦江の7デイズ・インが102件、イビスが66件、マリオットが63件などとなった。
上半期に開業したホテルの数は221件で、特に第2四半期は72件と過去最低水準となった。下半期は622件の開業が見込まれるという。