CNBCによると、米銀キャピタル・ワンはこのほど、新たに旅行予約用のポータルサイト「Capital One Travel」のベータ版を公表した。キャピタル・ワンは、空港ラウンジの新設など旅行関連のサービス強化に力を入れている。
新ポータルサイトではフライトやホテル、レンタカーを手配でき、Hopperとの提携により95%の精度を持つという航空運賃の動向予測機能や運賃仮押さえ、最低価格保証などを実装。理由を問わずキャンセルできる旅行保険なども用意する。
また、注目の高まる環境対策でも、フライトやホテル、レンタカーの予約1件につき4本の木を植えるという。
航空・旅行系ブログのView from the Wingは、OTAには過去10年でほとんど革新がなく、旅行の複雑さに対して有意義な対策をしてこず、またクレジットカード会社の旅行予約ポータルもアウトソースされた程度の低いものだったが、キャピタル・ワンが約束しているサービスを実現できれば、こうした状況を打破できると期待を示している。