Travel Weeklyは、米国の旅行会社がサブスクリプション型のビジネスモデルへの切り替えに成功した事例を紹介している

シアトルを拠点とする旅行会社Your Travel Designerはコロナ禍で、既存顧客からの収益増と時間がかかるのに収益の少ない顧客の排除を考える中で、年間でのサブスクリプション契約を決断。料金は4人家族までは2500ドル、それ以上は3000ドルから5000ドルで、返金は不可。

新規顧客向けに「最初のデート」と名付けて700ドルから1000ドルの企画料をもらい、サブスクリプション契約をした場合はそちらに振り替えるプランも用意。現在は20名ほどが利用しており、95%の顧客が2年目の継続契約を希望している。

また、富裕層向け旅行会社のIantosca Travelも招待制のサブスクリプションモデルに切り替え。当初は11人のみの契約だったが、紹介が非常に多くすでにウェイティングリストが生じている状態で、同業他社からの質問も増えたため2500ドルのオンライン講習プログラムも新設したという。

なお、以前にはtravelmarket reportも同様に旅行会社によるビジネスモデルの切り替え事例を紹介していた。