Routes Onlineによると、OAGのデータで9月19日までの1週間における世界の航空座席数は2019年比30.8%減の7903万3260席となった。前週はその前の週を下回ったが、再び増加に転じている。

方面別では、欧州は2週連続での減少となったものの北米は微増。アジア太平洋は7月末から8月始めにかけて急減した中国が回復したことで増加傾向が続いている。

国別では中国が45万4165席(3.0%増)を追加したほか、タイが19万464席増(94.6%増)、ブラジルが10万9283席増(6.1%増)、日本が9万9666席増(5.1%増)などとなった。一方、座席数が減少した国はスペインの7万7235席減(2.9%減)を筆頭に、トルコ、ベトナム、ロシア、インドなどが続いた。