Travel Off Pathによると、英国で今月中に新たに鉄道事業者が誕生する予定だ。社名は「Lumo」で、日立製車両を使用し従来よりも運賃を抑えるとともに、持続可能性への貢献も武器に需要の獲得を目指す。

英国内の鉄道旅行は高価になりがちで、欧州の他都市を経由する航空運賃よりも鉄道運賃のほうが高いこともあるが、Lumoはこの状況の打破を目指すという。

すでに200kmで運行可能な日立の列車を導入して当局の許可も取得。バッテリー駆動とすることで二酸化炭素排出量の削減を約束する。また、運賃もロンドンからエジンバラを片道15ポンドからとし、さらにサービス面でも無料WiFiや車内エンターテイメントも提供するという。