Travel Off Pathによると、米国で「安全旅行法(Safe Travel Act)」と呼ばれる法案が検討されており、通過すると航空会社とアムトラックについて乗客と従業員や関係者全員にワクチン接種の証明か、72時間以内の陰性の検査結果の提示が求められるようになる。
米国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長はこの方針を支持する考えを表明しているほか、世界ではカナダがすでに航空機や鉄道、クルーズの利用者にワクチン接種を義務付ける方針を決めている。
一方、Travel Weeklyによると、USトラベル・アソシエーションは国内線の搭乗客への義務化に反対する声明を発表。「ワクチン接種が認められていない子どもを連れた家族客に対し不公平」であることをその根拠としている。