Travel Off Pathによると、ロサンゼルス市は11月上旬からレストランやショッピングモールなどの中に入る際にワクチン接種の証明を求めることを決めた。12歳以上の全員が対象だが、医療や宗教上の理由で接種できない場合は陰性の検査結果で代替可能。

対象となる施設は屋内のレストラン、ショッピングモール、劇場、バー、ミュージアム、ジム、スポーツ施設など幅広く、未接種の場合はテイクアウトや屋外スペース利用しか認められない。また、マスクを着用すればトイレを利用することはできるという。

米国では、サンフランシスコやニューヨークなどでもすでに同様の動きが広がっているところで、ロサンゼルス郡でも別にルールを設定。こちらでは郡内の屋内バーやラウンジ、ナイトクラブ、醸造所、ワイナリー、蒸留所の利用者について、10月7日以降は少なくとも1回、11月4日以降は完全な接種を求めているほか、1万人以上の観客が集まる屋外イベントも参加時に接種証明や検査結果の提示を義務化している。