Breaking Travel Newsによると、英国政府観光庁はこのほど、外国人旅行者の誘致におけるサッカー観戦の重要性を確認する調査を実施した。
外国人旅行者のうち、滞在中にサッカーの試合を観に行った人の数は、2019年で150万人となり、2011年の90.9万人から66%増加。また、それらの観戦者の消費額は7.42億英ポンドから14億英ポンドへ84%増加し、1人あたりの消費が他の層よりも増えたことが分かった。
実際に、1人あたりの消費額は909英ポンドで、全体の696英ポンドを大幅に上回った。また、滞在日数も平均の7泊に対して10泊となったという。
観光にとってオフピークのシーズンでも消費が期待でき、また観光への意欲も旺盛であることから、政府はプレミアリーグなどと共同で誘客に取り組んでいきたい考えを示しているという。