THE FREE PRESS JOURNALによると、金融情報サービス企業が韓国の旅行会社は海外旅行需要の回復によって2022年に黒字化する見込みだと伝えているという。

最大手のハナツアーは2020年に1149億ウォン(約111億円)の営業損失を計上したが、来年には連結で39億ウォンの営業利益に転じるとの予測。

また、モードツアーも今年上半期には営業損失が105億ウォンとなったが来年は2億ウォンの営業利益となり、イエローバルーンツアーも同期間で64億ウォンの赤字だったが来年には97億ウォンの黒字を確保できる見通しという。

韓国では「ウィズコロナ」への転換によって新型コロナウィルスを季節性インフルエンザと同等に扱う方向で準備を進めており、海外とのトラベルバブルも次々に実現して旅行需要も回復しているところだ。

また、Travel Weeklyによると、英国でも旅行会社のほかホテルやパブ、レストラン、レジャー施設などを含む「観光・娯楽」の成長率が全セクターの中で最も高くなったという。

これはロイズ銀行のデータによるもので、「観光・娯楽」が1位になるのは2012年1月以来9年ぶり。数値が50を超えると成長していることを意味するが同部門は62.2を記録したという。