Routes Onlineによると、運航を停止したアリタリア-イタリア航空の後を継いでイタリアのフラッグキャリアとなったITAエアウェイズがこのほどスカイチームに加盟した。

通常、アライアンス加盟にはメンバー航空会社からの招待や安定した運航実績などが求められ、加盟が認められても準備に時間がかかるものだが、ITAはアリタリアの後釜として一足飛びに加盟が実現した模様。

また、スカイチームではアリタリアの旧ロイヤルティプログラム「ミッレミリア」を現在も接続しており、ミッレミリア会員が他の加盟航空会社を利用する際にも引き続きミッレミリアを利用できるとしているという。一方ITAは、ミッレミリア会員に対しステータスマッチのプログラムを提供している。

このほかITAは、Routes Onlineによるとこのほどエアマルタとのコードシェアでも合意。エアマルタのイタリア路線全便にAZ便名が付与されるほか、ITAが運航するマルタ線とイタリア国内線、さらに国際線の一部にKM便名が付与されることになる。