Travel Weeklyによると、カタール政府はこのほど2030年までに年間で600万人の外国人旅行者を迎え入れることを目標とする長期戦略を発表した。観光消費額も2019年比で4倍増とし、GDPへの貢献度を10%に高める目標も掲げた。

カタールは2022年のサッカーワールドカップの開催を控えており、新戦略は一大イベント終了後の姿を描いたものとなる。

計画では、ホテルやサービスアパートメントを105軒追加することも盛り込まれており、すでにバンヤンツリーやプルマン、JWマリオット、シュタイゲンベルガーが開業を予定している。

また、サステナビリティへの取り組みも重視しており、ワールドカップは国内線での移動が不要であることなどから、歴史上初のカーボンニュートラルの大会にできると自信を示しているという。