旅行業界メディアのPhocusWireが11月15日、2022年に旅行観光分野で注目するべきスタートアップ25社を好評した。
毎年続けている企画で、過去1年間の勢いや革新性、今後の成長可能性を評価。基本的には設立から5年以内のアーリーステージの企業を対象としている。選ばれた25社は下記の通りで、リンク先のPhocusWireの記事では各社の詳細やこれまでの実績、来年の計画などについて紹介されている。
Data Duopoly(ファルマス、英)
公式サイト / PhocusWire記事概要:観光施設などで来場者の位置情報などを元に動態分析。ゲーミフィケーションで混雑緩和、コロナ禍の人手不足対策にも有効と。
Femmebnb(トロント、カナダ)
公式サイト / PhocusWire記事概要:女性が女性に貸す民泊で安心感と快適性醸成。女性による女性のための旅行コミュニティも。収益の一部は「生理の平等化」などに活用。
Flyzy(ニューデリー、インド)
公式サイト / PhocusWire記事概要:空港滞在を充実するアプリ。食べ物のプレオーダーやラウンジ予約、空港送迎など集約。最大5割引も。来年中に100空港超で導入目指す。
Frontdesk(ミルウォーキー、米)
公式サイト / PhocusWire記事概要:米国内で短期賃貸やバケーションレンタル運営。ホテルと民泊のいいとこ取り。NPSがホテル平均の49を大きく上回るなど満足度に自信。
Gordian Software(シアトル、米)
公式サイト / PhocusWire記事概要:OTAやTMCなどに航空アンシラリー販売機能を提供。Trip.comやKiwi、TravelPerkなどと契約済みで21年も収益が15倍と大きく成長。
Local Purse(ストックホルム、スウェーデン)
公式サイト / PhocusWire記事概要:世界各国からのライブツアーとショッピング体験を融合。移動を減らして環境負荷を軽減する一方、文化交流や地域支援は促進。
Nethone(ワルシャワ、ポーランド)
公式サイト / PhocusWire記事概要:オンライン決済詐欺の被害防止ツール。機械学習と独自の監視システムでサイトのUXを変更することなく被害を未然に防ぐ。
ReTravel Technologies(テルアビブ、イスラエル)
公式サイト / PhocusWire記事概要:旅行会社や航空会社向けに、機械学習を活用したクロスセルやマーケティングオートメーションを開発。
RoomPriceGenie(シュタインハウゼン、スイス)
公式サイト / PhocusWire記事概要:ホテルなど中小宿泊施設向け自動プライシング機能。レベニューマネジメントの知識がなくても利用可能。
TapTrip(マンチェスター、英)
公式サイト / PhocusWire記事概要:中小企業向け業務渡航管理プラットフォームをTMC経由で提供。OBTは複数都市、複数人などにも対応。24時間365日のチャット機能も。
Thrust Carbon(ロンドン、英)
公式サイト / PhocusWire記事概要:旅行による温室効果ガス排出量データ分野でNo1目指す。ノバルティスやS&P Globalなどの大手企業やTMC各社と契約。
Travala(チョーリー、英)
公式サイト / PhocusWire記事概要:暗号通貨フレンドリーなOTA。ラグジュアリー旅行手配のConcierge.ioも始動。50超の暗号通貨に対応し予約の7割はそれ経由。
Wheel the World(バークレー、米)
公式サイト / PhocusWire記事概要:アクセシブルツーリズムに注力。障害があっても楽しめるよう宿泊施設やアクティビティについてアクセシビリティなどの情報を充実。