PhocusWireによると、2018年にカリフォルニアで創業したスタートアップのMilesが日本航空の「Japan Airlines Innovation Fund」などから1250万ドル(約14億円)を調達した。

Milesアプリは、様々な旅行や移動でマイルを獲得できるのが特徴で、例えばドライブ旅行でもユーザーがドライバーであるかどうかは関係なく、さらにライドシェア、航空機、鉄道、バス、船、自転車、徒歩なども対象となる。

さらに、ライドシェアなら2倍、鉄道なら3倍、自転車や徒歩、ランニングなら20倍、など環境負荷の少なさに応じて得られるマイル数も多くなる。

獲得したマイルは、ウォルマートやスターバックス、hp、Amazon、Booking.comなど200社を超える企業が提供する350以上の特典に交換できるほか、国境なき医師団などに寄付することも可能。

Milesは、移動に関する情報を収集しそれを企業と共有することで報酬を得ており、コロナ禍でも特典の交換や収益などの実績を大きく伸ばしているとのこと。

今回の資金調達は、スクラムベンチャーズがリードし、Japan Airlines Innovation Fundやあいおいニッセイ同和損保などが参加したとのこと。