米国でファイザー製ワクチンの5歳から11歳までの子どもへの緊急使用が推奨されたことで、ディズニークルーズラインとセレブリティクルーズが同年齢層の乗船客にワクチン接種を義務化したが、Travel Weeklyによると、他のクルーズ船社は状況を注視している段階だ。また、旅行会社の受け止め方も賛否あるという。

ロイヤルカリビアンインターナショナルとMSCクルーズは、「ワクチン接種の対象となる人」について義務付けていたが、12月7日時点では12歳以上のみに留めているところ。ロイヤルカリビアンの幹部は「まだ様子見だが、もし義務化する場合は十分な告知期間を取る」と語ったという。

セレブリティクルーズはもともと子どもの乗船が少ないが、ファミリー層がコアターゲットのディズニーでは影響も大きく、トラベルアドバイザーの意見も分かれている。安心感のためには必要との声がある一方で、発表と同時に顧客からの電話やメールが殺到した旅行会社もあり、予約のキャンセルも懸念されるところ。

ただし、寄港地側でのルール次第で「乗船はできても下船できない」こともあり得るため、義務化の方向で進んでいくとの見方もある。