liveandletsfly.comによると、ユナイテッド航空のスコット・カービーCEOは従業員向けのビデオメッセージの中でオミクロン株の影響について言及し、一部の国際線運航再開に遅れは出る可能性があるものの2022年の全体的な見通しに変わりはないと説明した。
回復の道筋の中でデルタ株は「2歩進んで1歩下がる」ような影響を及ぼしたが、オミクロン株は「3歩進んで1歩下がる」となると見ているといい、今後1、2ヶ月は若干需要を引き下げる可能性はあり、国際線も路線によって運航再開が遅れる可能性はあるが、来夏を含め今後12ヶ月間の予測は何ら変わらないという。
またカービー氏は、オミクロン株が感染力は高いものの毒性は弱い特徴を持つことから各国の集団免疫に貢献することにも機体を示した。
このほか、travelmarket reportによると、米国でのクルーズ販売も引き続き好調に推移。米国ではブラックフライデーのようにクルーズ旅行のセールが年初に展開され「ウェーブシーズン」と呼ばれるが、年が明ける前からすでに予約は好調で、旅行会社は販売に自信を深めているという。