Travel Off Pathによると、オミクロン株の感染増を受けて英政府はイングランドでワクチンパスポート導入を決めた。12月15日以降はナイトクラブや多くの人が集まる場所への入場について「NHS COVID Pass」の活用を義務付ける。

対象となる場所は、4000人以上が集まる屋外施設、同じく500人以上の屋内施設で、1万人以上が集まるコンサートやスポーツの試合なども含む。ただし、礼拝や結婚式、葬儀、抗議活動などは対象外とした。

NHS COVID Passでワクチン接種を証明できない場合、陰性の検査結果を提示する必要がある。

一方、Travel Off Pathの別の記事では、ニューヨーク市がワクチンパスポートを5歳から11歳の子どもにも適用することを伝えている。

屋内レストランやブロードウェイを含むエンターテイメント施設、フィットネスセンターなどに入る際、ワクチンパスポートで接種の証明することが求められるもので、5歳から11歳の子どもは12月14日に1回目の接種を終えていること、12歳以上は12月27日以降2回目の接種を完了していることが必要となる。

利用可能な証明書はCDC発行のワクチンカードやクリア・ヘルス・パス、ニューヨーク州の「New York State Excelsior Pass」と「NYC COVID Safe App」。