Travel Off Pathによると、ブラジル最高裁の裁判官が外国人旅行者の入国時にはワクチン接種の証明を求めるべきとの判決を下した。

発効には他の10人の判事による可決が必要だが、今回の判決は連邦政府が11月30日に出した、PCR検査で陰性であることのみを入国の条件とする決定を覆すものとなり、未接種者は到着後5日間の隔離が必要となる。

判事は連邦政府の計画について、「アンチワクチンツーリズム」はブラジルの公衆衛生を脅かす差し迫った危険性があると指摘したという。

ブラジルのボルソナロ大統領はワクチンに否定的な姿勢をとって自身の接種も拒否しているほか、コロナワクチンによってエイズが蔓延しているとの発言を動画内でし、FacebookとInstagramから動画を削除されたこともある。