Routes Onlineによると、デルタ航空とLATAM航空グループはコードシェア便の増加を計画している。

デルタ航空は2019年にLATAM株の20％を取得し、米国／南米間におけるジョイントベンチャーの認可を申請。これまでのところチリとブラジルの当局からは認可が下りているが、米国は結果が出ていない状態だ。

今回のコードシェアの関係深化はこのジョイントベンチャーの実現を見越したもので、新たに20超の国際線が追加。具体的には、マイアミやオーランド、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどの都市と南米をつなぐLATAMの路線などにDL便名が付与されることとなった。逆に、LATAMでもデルタの米国／南米間8路線とアトランタとニューヨーク発着の国内線が対象に加わった。

今回の拡大で両社のコードシェアはブラジル、チリ、ペルー、コロンビア、エクアドルの国内線を含む南米40都市をカバーし、またLATAM側はデルタ航空による米国内70以上の路線に便名を付加する体制となったという。