TTR Weeklyによると、先月末に発表されたDragon Trail Internationalの資料で、Ctripのジェームズ・リャン会長は中国発の海外旅行に関する制限が2022年7月までに緩和されるとの見方を示した。また、他の予測では、冬季五輪が閉幕してから4月までに一部の団体旅行が認められる可能性もあるという。

一方、中国旅游研究院(China Tourism Academy、CTA)は先月に海外旅行が年内に再開され、2019年の20%まで回復すると予測している。CTAは公的情報ソースに近いことから、中国政府がアウトバウンド再開を準備しているとの観測ももたらしているという。

こうしたなかで、タイ政府は中国とマレーシアとのトラベルバブルの協議を開始。なお、記事では旅行サイトのQYERの調査で海外旅行の行き先として日本が1位になったことも言及。2位となったタイの課題などとともに紹介されている。