海外サイトDMARGEは、豪州のグレート・バリア・リーフで営業している水中ホテル「リーフスイーツ」についての記事を公開している。ホテルは2019年12月に開業しCruise Whitsundaysが運営しているもので、豪州初の水中ホテルという。

記事では、コンデナスト・トラベラーの英語公式Twitterアカウントがリーフスイーツを紹介する記事を投稿したところ、肯定的な反応がある一方でサンゴ礁への影響を懸念する意見も多く出たことを紹介。

そのうえで、開発段階から専門家や海洋生物学者の意見を取り入れて開発しているためボートを近くで運航する程度の影響しかなく、それに対して得られる価値のほうが高いと説明。リーフスイーツに限らず、観光客がグレート・バリア・リーフを訪れることによってサンゴ礁保護の取り組みに資金が回る可能性や、観光客の環境への意識が向上するとの意見も記している。

(ただし、記事では建設や宿泊客がリーフを訪れる際に発生している二酸化炭素排出も正当化できるかどうかはさらなる検証が必要とも釘を差している。)