Travel Off Pathによると、スイスは2月17日にすべての入国制限を廃止した。メキシコ、エルサルバドル、ノルウェーに続く4ヶ国目の決定。

これにより、スイスへの入国時にワクチンの接種証明や陰性の検査結果を提示する必要はなくなり、フォームへの記入や入国時の隔離もも不要となったという。懸念すべき変異株が出現している国は対象外となるが、現時点では合致する国はない。

このほか、国内でもマスク着用義務もほぼ廃止。映画館やレストランなどに入る際のワクチンパスポートの提示も不要となっている。こうした行動制限の緩和は欧州各国で進んでおり、Travel Weeklyによると、デンマークやオランダ、スウェーデンが先行しているほか、オーストリアも3月5日から、ポルトガルも今後数週間のうちに大部分を撤廃する予定という。

なお、Travel Off Pathは記事掲載後にスイス側から入国制限廃止について旅行者は対象外とする見直しを加えているとの説明があったため詳細を確認中としているが、同じニュースを伝える他の媒体では同様の注意喚起はされていない。