TTGによると、英政府はクルーズ客船が港で利用できる陸上電源の整備を検討している。
クルーズ客船は、停泊中に船内の証明や空調などの設備に電力を供給するためエンジンを稼働する必要があるが、これについて運輸省は「駐車中の車や晩のアイドリングと同様に、排気で港周辺の大気を汚し温室効果ガスを排出している」として問題視。現在は業界からの意見や情報を求めている段階という。
クルーズライン国際協会(CLIA)の推計では、船舶に供給できる港は世界で14港しかないが、クルーズ客船の35%はすでに機能を備え、追加22%も改修予定という。