Travel Weeklyによると、シルバーシークルーズの元オーナーはこのほどクリスタルクルーズを買収するためこれまでに2件のオファーを提出した。

投資会社ヘリテージ・グループの会長で、以前はシルバーシーの執行会長だったマンフレディ・ルフェーブル・ドビディオ氏が、昨年第1四半期に1度目、今回のゲンティン香港の事業清算が発表された後に2度目のオファーを提出したという。

ヘリテージはラグジュアリー旅行会社のアバクロンビー&ケントやコックス&キングスの主要株主で、同氏は自社がウルトララグジュアリーセグメントの知識とノウハウを有しており、クリスタルクルーズの買収が実現すればシナジーが創出できると意欲を語っているという。