TRAVEL INDUSTRY WIREによると、GlobalDataの調査でクルーズ販売における直販比率が上昇していることが分かった。
2021年にクルーズを販売したOTAや旅行会社の売上は195億ドルとなり前年比65%増となったが、クルーズライン国際協会(CLIA)の調査では乗客数は710万人から1389万人へと95%増加したという。
人数と収益での増加率の乖離は他の分野では見られていないといい、例えば海外旅行は旅行者数が95%増、売上も99%増であったという。
この原因についてGlobalData担当者は、より柔軟で安心できるサービスへの要望や返金対応への不安、コロナ禍で経験豊富なクルーズ販売担当者が解雇され別の業界に移ってしまっている可能性などを指摘したという。