Hospitality Trendによると、Lodging Econometricsがまとめた2021年末における世界のホテル開業計画は1万3770軒230万4386室となった。前年比では計画数が1%減、客室数は横ばいとなった。

建設中は6101軒113万6680室で、12ヶ月以内の着工予定は3547軒51万8159室となったほか、初期段階の計画は4122軒64万9547室で過去最高を更新した。

国別の計画数では米国が4814軒58万1953室で最も多く、中国が過去最高の3693軒70万567室で続いており、計画数は2ヶ国で全体の61.8%を占めた。3位以下は英国、インドネシア、ドイツが続いた。また都市別ではダラス、成都、アトランタ、上海、ニューヨークとなっている。

企業別ではマリオット・インターナショナルが2536軒42万6744室で最も多く、ヒルトン・ワールドワイドが2521軒37万6251室で2位。次いでIHGが1652軒24万4179室、アコーが940軒16万6411室となった。

2021年に開業したホテルの数は2246軒で客室数は34万667室。2022年は2805軒42万8037室、2023年は2934軒44万7575室となる見込みという。

なお、記事では都市別の詳細や各社のなかで伸びているブランドも紹介されている。