HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsが集計した2021年第4四半期時点における中東のホテル建設計画は546軒15万547室分だった。8四半期連続で減少傾向が続いていたが、第3四半期から2期連続で前年を上回った。
建設中は337軒10万2721室で前年比4%減と9%減だったが、12ヶ月以内の着工予定は86軒2万2987室でそれぞれ5%と20%の増加。計画の初期段階は123軒2万4739室で、客室数は横ばいだったものの計画数は13%増となった。
国別ではサウジアラビアが210軒6万9078室となったほか、UAEが126室3万5666室で2位となり、エジプト、カタール、オマーンなどが続いた。会社別ではヒルトン、アコー、マリオット、IHGの順番だった。記事では都市別、ブランド別などを含めてそれぞれの具体的数値も掲載されている。
なお、2021年の新規開業は57軒1万4094室で、2022年は99軒2万4054室、2023年には107軒2万5854室が見込まれるという。