HOTEL NEWS RESOURCEによると、GlobalDataがこのほど取りまとめた2021年の旅行アプリ開発スタートアップによる資金調達状況で、合計26件のうち12件をライドシェアやレンタカー、ライドヘイル系サービスが占めた。

21年は、コロナ禍1年目の2020年に投資意欲が減退したところから183%増と大きく回復。特にこうした代替輸送に関わる部門が牽引したという。

例えばフランス発で相乗りや長距離バスのサービスを展開するBlaBlaCarは1.15億ドルを調達し、「交通のAirbnb」のような存在となったところで、GlobalDataでは、今後も新規参入が続き「次のUber」を狙う投資家からの投資をさらに呼び込むと予測している。