運賃動向予測などを得意とするOTAのHopperは3月28日、米国の航空運賃の動向についてレポートを発表した

これによると、国内線の往復運賃は平均330ドルで2019年を7%を上回っており、同社がデータを収集し始めてから最も高い水準に到達。1月と比べても40%も上昇しているという。また国際線も810ドルで2019年並みとなった。

今後半年間の動向予測では、国内線は5月に360ドル程度となり、秋のショルダーシーズンで値下がりに転じるとし、国際線も6月に940ドルとなって2019年を5%上回るが、同様に秋には落ち着くと見ている。

検索データで見た人気の旅行先は国内ではラスベガス、オーランド、ニューヨークで、国際線ではカンクン、サンフアン、メキシコシティの順。なお、検索の伸びでは、ソウルが1位に入ったという。